SV650XはVツインエンジンですが排気音がドゥルンドゥルンというふうに昭和のおじさんにしたら馴染みの無い音です
バイクはやっぱりフォンフォンと4気筒エンジンならではの音が好きです
ユーチューブなどではみなさんノーマルでもいい音とかアイドリング音がかっこいいとかおっしゃりますが私はあまりその良さがわかりません
ノーマルではやはり物足りないのでマフラーを変えてみることにしました
ヨシムラなどのメーカー物のマフラーはとても高いのでアマゾンで売ってる怪しいマフラーを買ってみました
送料込みで12100円です
海外のメーカーのバッタ◯ンかと思います
ダンボールに黒のマジックで手書きの中国語らしき文字が書かれた箱に入って来ました
開封すると中は発泡スチロールのカスだらけです
でも造りはパッと見では、かなりしっかりとした感じです
ステンレスで熔接もなかなかの仕上がりです
安物感はありません
遮熱板も本物のカーボンだと思います
でも出口はカーボン柄の印刷感はあります
早速取り付けましょう
まずはこのノーマルマフラーを取り外します
ノーマルマフラーのダメなところは音の歯切れが悪いのと太くてデブい形状がいまいちです
この写真の角度はマシですが真横から見るとなかなかのデブさです
ノーマルマフラーを外したらまずは中間パイプを仮付けです
ここはジャストサイズでキレイに入りました
そしてサイレンサーを仮付けすると
サイレンサーのステーの穴と車体の取り付け穴の位置が全然違います
商品のクチコミにも多数書いてありましたが別途ステーがないと付かなかったとはこの事のようです
仮にステーを買ってきてなんとか付けたとしても
スプリングのフックの位置が近すぎてスプリングがかけれません
でよく見るとサイレンサーのステー穴はサイレンサーと平行にずれているのに気づきました
仮にサイレンサーがちゃんと穴に合ったとしてどうしたら上手く付くかと見たら中間パイプがもっと長かったら付きそうです
でもステンレスパイプを熔接する機材もないのでどうしようかと考えてると流石アマゾンです
延長できそうなパイプがあったので即購入しました
約2400円のヤマハのYZF-R6用のパイプで45mmを51mmに変換するパイプです
これのスプリングフックをベルトサンダーで削り落とし切り込みをもっと深くして先を細くすぼめて中間パイプに挿し込み圧入のごとくハンマーで叩き込みました
ほぼ完璧な仕上がりです
あとはサイレンサーの穴に合わせて長さを調節するのにカットするだけです
試しにサイレンサーを仮付けしてみると
カットしなくてもほぼ穴に合いました!
そのままボルト・ナットで固定です
あとはスプリングを付けるだけですがこちらは今度は延長した分全然届かなくなり違うスプリングを購入しました
フックの間隔が154mmだったのですがネットで一般的に売られてる1番長いスプリングが120mmだったので試しに購入しました
南海部品から出ているマフラー用のスプリングです
2本で1700円ほどと、こちらはなかなかのお値段でしたがステンレスで出来てますし上手く取り付けできたので結果としてこういう商品があってとても助かりました
中間パイプのバンドも増し締めしてマフラー交換完成しました!
マフラーに付属していたこの小物たちは結果どれも使いませんでした
今回付けてみてわかったことはこのマフラーの中間パイプですが、よくよく見ると2400円ぐらいでアマゾンで単体で売ってます
そしてサイレンサーも5000円ぐらいで単体で売ってます
それをセットで12000円ぐらいで買わされた気分です
しかも位置的に普通では取り付けできない商品です
ちゃんとSV650ABS用として売られてます
いい勉強をさせてもらいました
これで他にも挿し込みが50.8mmのサイレンサーでバンドで巻いて留めるタイプならだいたい何でも付きそうです
気分で違うマフラーに変えることもできそうですね
見た目は個人的にはいい感じにカッコよくなりました
このマフラーはパイプを延長して最終的に2.2kgとかなり軽くなりました
肝心の音は?
エンジンスタートとともになかなかの排気音です
ご近所様に迷惑レベルです
早々に走り出し家から離れました
走り出すとこのマフラーの音がなかなかいい感じの音で歯切れも良く、自分のバイク操作が音になって返ってくるので運転しやすく感じます
またエンジンブレーキ時にアフターファイヤーでパパンッと音がなってかなりレーシーなサウンドです
サイレンサー替えただけで別のエンジンを積んでるような錯覚さえします
かなりいい感じになったのですが音が少し大きいのがネックで何か対策を考えて試したいと思います