仕事で工具を使うのですがやはり整備士にもこだわりがあって気にいったものを使います
有名なのはスナップオンでアメリカの工具メーカーなのですが少し製品のばらつきを感じます
工具としての部分ではなくメッキの厚みと言いますか工具に掘られているロゴの見え方が違ったりします
個体差がけっこうあるという印象です
そこで日本のメーカーなら製品精度が世界一だろうということでスナップオンにも対抗できるメーカーがあります
KTCです
KTCにも保証を売りにしているブランドがあってネプロスというのですが鏡みたいにピカピカで見るからに精度が高そうです
個体差もほとんどなくさすがメイドインジャパンという感じです
しかし精度は高いのですがメガネレンチは手で持つと角ばってる感じがしますし、ボックスレンチなどは重たいというか一回り厚みがある印象で手に伝わってくるフィーリングというのは私個人としてはスナップオンの方が好感触です
いい工具を使う理由はしっかりボルトに工具がかかり外れたり舐めたりしないことで自分の手を怪我から守るというのが1番です
あとは適材適所に合う工具メーカーというのがありしっかりとその用途に使えるというのもあります
例えば掴み物と言えばクニペックスとかモンキーと言えばバーコなど
いろいろ集めだすと切りが無いです
私は20年ほど前にメガネ類やボックスレンチ類をネプロスで揃えてそれからずっと使ってきたのですが、10年ほどするとディープソケットの12mm、10mm、14mmと1ヶ月以内に立て続けに割れ、壊れる時期も同じという精度の高さを感じてました
12mmはネプロスを買い直して10mmと14mmはスナップオンに変えました
その時は何故そうしたのかは覚えてませんが多分12mmを買い直してからすぐ10mmと14mmが割れたのでスナップオンに変更したのだと思います
それから約10年経ったのですがやはり12mmのディープソケットが割れました
ボルトを緩めるときにパンッと音がなり緩んだと思ったら緩んでなく、よくよく見るとソケットが割れているといういつものパターンです
で手で触ると破片がポロッと取れます
私からするとネプロスのディープソケットは10年ごとに割れるという印象です
ノーマルの長さのソケットは割れません
使用頻度に関係なく割れる印象ですが8mmと17mmはさすがに使用頻度が極端に少ないので20年以上経った今でも使えてます
形状などの設計の問題でしょうか?
永久保証なんてあてにしてませんし仕事で使うので壊れたら買い直します
但し同じメーカー選ぶかどうかはわかりませんけど
趣味の世界なら綺麗に並べて壊れたら保証で交換してもらうのもいいですけどね
現場で強い工具が最終的に選ばれるような気がする今日この頃です