ヤマハ ドラッグスター250 オイル&エレメント交換

うちの嫁1号機のドラッグスター250のオイル交換をしました

中古で買ってからオイルのみの交換でしたので今回はエレメントも交換します

SV650Xのオイル交換もしたいのですがドラスタも前回換えてからちょうど1年が過ぎたぐらいなのでこっちを優先して交換です

距離は1年乗っても1000kmも走らないのでいつも時期で交換です

本当はオイルの酸化などがあるので半年で交換すればいいのですが自分のバイクではないのでついつい後回しになり気がつけば1年というパターンです

メーカー推奨も3000km又は1年のどちらか早い方なので問題はないでしょう

 

では久しぶりに交換しましょう

まずドレンボルトをはずします

シフトレバーの根元らへんから見えます

真っ直ぐ工具が入らないのでこのバイクはめんどくさいです

メガネレンチをこうかけて緩めるのがベストかと思います

とりあえずオイルをトレーに抜きます

オイルを抜いてる間にエレメントもはずします

エレメントはドレンとは反対側のこのYAMAHAの文字が刻まれてるカバーの中にいてます

5mmの六角レンチでボルト3本をゆるめます

もし長い六角レンチがなければこうしてメガネレンチを足すことで長いレンチの代わりになります

カバーをはずすとこんな感じでエレメントが入っています

カバー側について一緒にはずれる場合もあります

このとき少しオイルも出てくるので受け皿を下に置いといたらいいかもしれません

エレメントはNTBというメーカーのお求めやすいものにしました

カバーのOリングを交換して新しいエレメントをセットします

カバーのOリングははずすときにマイナスドライバーのような工具でこじると傷が入りそこからオイルが滲んでくることがありますので柔らかいプラスチックのヘラなどで取り外すのが良いかと思います

私は横着していつも爪でひっかけて取り外しています

エレメントをセットしたらこのままバイク側にそっと押し付けるように取り付けます

エレメントのゴムの反力でピタッとは付きませんがボルトを締め込むとピタッと付くようになります

ボルトを締め込んだらエレメント交換は完成です

ドレンからオイルが抜けていればドレンボルトを付けて締め込みます

後はオイルを入れるだけです

オイルはヤマルーブのスタンダードプラスというやつにしました

バイクがスタンダードなのでこれで最適かと思います

オイルは右側のこのキャップをはずして注入します

注入はジョッキではなくYBボトルという容器を使ってます

有機溶剤などを入れるためのボトルで塗料やシンナーなどを小分けにする容器です

塗料屋さんに売ってます

ネットでも買えると思います

ジョッキも楽でいいですが保管が場所をとりますし次に使おうと思ったとき中がほこりだらけになる場合が私にはよくあることですのであまり使いません

YBボトルはグラス1個分のスペースがあれば保管できますし密閉容器なのでホコリよけに袋をかけておく必要もありません

軽量で少しの時間なら反対向けてもオイルがこぼれることもないし、先がとがっているので狭いとこにもノズルの先端が入りやすいので便利です

デメリットとしては500mlの容器なので何回も汲んで注入する必要があります

しかし50mlごとに目盛りがありますので使い勝手がいいのと100mlを正確に計れます

400mlで2回入れヤマルーブの1L缶の残りを全部入れると

このように220mlぐらいになります

これはヤマルーブの1L缶には1.02L入ってることになります

2%多めに入れて1.0Lを保証しているものと思われます

まあ誤差は少ないですが1L缶全部入れたら1Lではないということを理解しておくときっちりと規定量のオイルを入れることができます

まずはオイル交換のみの規定量1.4Lを入れキャップを締めます

このままバイクを起こしてきて真っ直ぐにするとオイル量の点検窓にオイルが上がってきてオイルがロワーとアッパーの間にあるのが確認できます

そしたら一度エンジンをかけてオイルをエンジン内に循環させます

30秒もかからないのですぐエンジンを止めます

すると今度はバイクを起こしてきても点検窓のとこまでオイルが来ないので1.4Lでは足りないということになります

エレメント交換時は1.6Lとメーカー規定値があるのでここからは残り200mlを少しずつ足しながら量を確認していきます

ロワーのラインよりも少し上まできたら今度はオイルを温める為にエンジンを10分ほど暖機します

暖機している間にドレンやオイルエレメントのカバーからオイルの漏れや滲みがないことを確認します

暖機が終わるとエンジンを止め、2〜3分経ったらオイルの量を確認してアッパーラインより下にあることを確認します

この時ロワーラインのすぐ上など足りないなと不安を感じたら少しだけオイルを補充します

これで冷間時はロワーラインより上、温間時はアッパーラインより下となるのでオイルの注入は終わりです

今回はジャスト1.6Lのオイルを注入しました

あとはドレン回りやエレメント回りのバイクに付着したオイルをキレイに掃除して出来上がりです

自分で交換する場合オイル交換の作業より準備や後片付けの時間の方が長いので意外と時間がかかります

廃油は空缶になった1Lだけ缶に戻し会社に捨てに行きます

残りの600mlはトイレにある使用後の手拭き紙にオイルを染み込ませてゴミ袋に入れて廃棄です

天ぷら油の捨て方と同じです

次回はまた1年後になりそうな予感です